2009年3月1日日曜日

土筆の話


 暖かめの春は、多少の高低はあるものの、まだ続いていますね!こぶしはまだ咲いてますが、梅はほとんど終わり、桜もちらほら咲いてるやつもありますが、ちょっと端境期でしょうか?
 
 一月の終わりごろには姿を見せていた、つくし・・ですが、このごろになって、一気に地面のあちこちから顔を出しています。特にヘイ君の部屋の前や裏のほうは、にょきにょきとかなりの数出ています。これだけあると、食べるのにも困らないか!と思って、末吉さんに料理法を訊ねてみたのですが、うん、問い返されてしまいました。
 あなたは、どういう・つくし・を食べるつもり・・・・と???どういう・つくし・といったって、いくつも種類があるわけでも無し・・・ウ~ん、と考えてしまったのですが・・・・考えてもわからないので、訊いてみると、次のようなことでした。
 茎の上には、弾丸上の胞子があります。これが、成長してくると、カチッと固まっていた部分が、割れてきて、花のように開いてきます。全体的には、そう形が変わるわけではないのですが、つくしは、この胞子が開いてくる前のものを食するのだ・・・ということでした。
 そして、実際試してみました。胞子が割れてないものと、割れてしまったものとを・・・軽く茹でて、口に放り込んだのですが、差がはっきりわかりました。胞子が開いてないものは、何の癖もない。でも、胞子が開いてしまったものは、苦かったのです。いや、本当によく解りました。
 だいぶ開いたものが多くなっていますが、まだ開いてないものもかなりあります。頑張れば、かなり集めることが出来るでしょう。
(写真では、中央部の大き目のやつは、苦い・・・左下のものは、まだ胞子が開いていませんよ)